ブログを最近始めたばかり。でも全くアクセス数が伸びない。
Google Analyticsを導入したけど、何に着目してどうすれば良いかわからない・・・
モチベーションもなくなってきたし、もうブログ辞めようかな、、、
ブログ初心者によくある悩みですが、コツを押さえればモチベージョンを維持でき、ブログを運営するのが楽しくなります。楽しくなれば記事もより書け、アクセス数も伸びます。最高のサイクルだと思いませんか?
今回は、GA4(Google Analytics 4)を用いて見るべきポイントを4つだけ紹介し、何が足りていないか何をすべきかその方法を伝授します。
このブログを書いている筆者もまだ立ち上げて1ヶ月目です。本当に初心者の目線から、ブログ初心者はどのように考えモチベーションを保っているのかについて共感して頂けると幸いです。
まず初めに、筆者のブログ運営の方針をKPI(KGIを達成するための中間目標)、KGI(最終目的)確認しておきましょう。なぜなら、方針が違えば分析とするべき行動が異なってくるからです。
- KPI①:SNSを利用した新規ユーザーの獲得
- KPI②:PV数の増
- KGI:検索エンジンからのアクセス増
KPIとKGIを以上のように設定した場合の、GA4の分析・課題を筆者と一緒に見ていきましょう!
この記事は実践型です。あなたのブログサイトに置き換えて考えてみて下さい!
この記事でわかること
- GA4のここだけは押さえときたいポイント4つがわかる。
- GA4の分析の仕方や仮説の立て方がわかる。
- 次にするべき行動=ToDoがわかる。
GA4:ユーザーについて
ユーザー環境の概要<ポイント①>
ここでは、「ユーザーがどのデバイスからアクセスしているのか」を調べることが出来ます。
操作方法:「ユーザー」→「テクノロジー」→「概要」
これにより、自分のブログサイトがスマホからの流入が多ければ、スマホでも見やすいように装飾等の工夫をするなどの、ユーザーのデバイスにあったブログサイトを作るために役立てることができるでしょう。
僕のサイトでは、約6.5割がスマホorタブレットから、残りはデスクトップからアクセスされていました。
ユーザー環境の詳細<ポイント②>
ここでは、「ユーザーがアクセスしているデバイスごとのエンゲージメント率・時間」を調べることが出来ます。
操作方法:「ユーザー」→「テクノロジー」→「ユーザー環境の詳細」
これにより、スマホで閲覧した方がエンゲージメント時間が長いのか、もしくはデスクトップからの閲覧の方が長いのかがわかります。
僕のサイトでは、デスクトップからの閲覧よりもスマホユーザーからの閲覧の方が平均エンゲージメント時間が短い、つまりすぐサイトから離れていました。
ユーザーの事実分析・仮説
「ユーザー環境の概要」と「ユーザー環境の詳細」からわかった事実をまとめてみましょう。
ユーザーについてわかったこと(事実)
- ①約6.5割がスマホorタブレットから、残りはデスクトップからアクセスされている
- ②デスクトップよりもスマホからの閲覧の方が、極端に平均エンゲージメント時間が短い
①から書いた記事を一度スマホで確認してみる等スマホユーザーの利便性を損なわないようにすることが大切だとわかりました。
また、PageSpeed Insights を利用してスマホユーザーからのパフォーマンス診断をしてみると良いでしょう。
というのも、実際診断してみると、デスクトップよりも携帯電話のパフォーマンスが低い事が多いからです。
②についてですが、スマホからの流入ではTwitterからのアクセスが多い(次の見出し「行動」を参照)がわかります。
よって、僕のフォローワーは僕のサイトにはアクセスするもののすぐ離れる事が予想されます。
このことから、Twitterで自分と同じ内容の記事を書いている人、もしくはブログを始めてから同じくらいの時期の人のフォローワーをより増やすことで、エンゲージメント時間を高めることが出来る、という仮説を立てることが出来ました。
GA4:流入元について
集客<ポイント③>
ここでは、「ユーザーがどこからブログに来たのか」という流入経路を調べることが出来ます。
操作方法:「ライフサイクル」→「集客」→「トラフィック獲得」
見方は以下の通りです。
- Organic Social → SNSからのアクセス
- Direct →ブックマークからのアクセス
- Organic Search→検索エンジンからのアクセス
- Unassigned→どの条件にも当てはまらないもの
- Referral→他のサイトからのアクセス
これにより、SNSからの流入を目的としている方はOrganic Socialに、SEO対策をしている方はOrganic Searchに着目してそれぞれの対策がしっかり効果を出せているかがわかります。
僕のサイトでは、SNSからのアクセスが最も多いようです。
ところが、僕のサイトの目的は、検索エンジンからのアクセスを増やすことです。
つまり、Organic Searchが多い状態を目指さなければなりませんが、上図から130ユーザーの内、21ユーザーがOrganic Searchなので約20%しか検索エンジンからのアクセスがない状態です。
集客の事実分析・仮説
集客についてわかったこと(事実)
- SNSからのアクセスが最も多い→Twitterからのアクセスか。
- 約20%しか検索エンジンからのアクセスがない
記事を書く上で、SEO対策を勉強しながら徐々に検索エンジンからのアクセスを増やしている段階です。
つまり、今大事なのは、Organic Searchに着目しその値が増えているかどうかが重要となります。
そこで、Organic Searchを時系列に着目して見てみましょう。
傾きは小さいですが、右肩上がりなのがわかります。これは、SEO対策がしっかり出来ていることが証明されました。
この傾きを大きくするために、これからも引き続き勉強しながらSEO対策をしていこうと思います(現状維持)。
エンゲージメント<ポイント④>
ここでは、「サイトがユーザーのニーズを満たしているかどうか」を調べることが出来ます。
操作方法:「ライフサイクル」→「エンゲージメント」→「概要」
見方は以下の通りです。
- 平均エンゲージメント時間→サイトを実際に使用していた平均時間
- エンゲージメントのあったセッション数→10秒以上滞在、設定したコンバージョンがあった、もしくは2回以上の閲覧。。
これにより、アクセスの質がわかります。
僕のサイトでは、平均エンゲージメント時間は43秒であり、日にちによってまちまち。
また、アクセスの質は1ユーザーあたり0.81、つまりアクセスをした81%が積極的なアクセスだと言えます。
エンゲージメントの事実分析・集客
エンゲージメントについてわかったこと(事実)
- 平均エンゲージメント時間は43秒であり、日にちによってまちまち。
- アクセスをした81%が積極的なアクセス
さて、この事実は良いことなのでしょうか。
まず、平均エンゲージメント時間について。文字数を指標にして考えてみましょう。
人が文字を読むスピードは1分間に500~600文字が平均と言われています。よって、1000文字程度の記事であれば2分前後、2000文字程度の記事であれば4分前後となります。
試しに筆者の記事は平均何文字なのかを調べてみると、約5,000文字であることがわかりました。
つまりほとんどのユーザーは記事を全て読んでいません。
文字数の多さは集客にほぼ関係がなく、ユーザーのニーズを満たせるかどうかが重要であることがわかります。
GA4:ToDoリストの作成
ここまでをまとめると、SNS(Twitter)からの流入が多くPV数はそこから稼げているものの平均エンゲージメント時間が短く常連ユーザー獲得につながっていない。
常連ユーザー獲得すると、常連ユーザーがデバイスを切り替えてデスクトップからのアクセスも増える事が予想されるため、検索エンジンからのアクセスにもつながる。
よって、Twitterで自分と同じ内容の記事を書いている人、もしくはブログを始めてから同じくらいの時期の人のフォローワーをより増やす。
検索エンジンからのアクセスは日々増えており、引き続きSEO対策を強化する。等が挙げられました。
まとめると以下の通りです。
これまでの仮説のまとめ(To Do)
- Twitterで自分と同じ内容の記事を書いている人、もしくはブログを始めてから同じくらいの時期の人のフォローワーをより増やす。
- 一度書いた記事をスマホからチェックし、装飾に問題がないか確認。
- スマホのサイトパフォーマンスの向上。引き続きSEO対策を強化。
これらを継続的に実行して、KGI(検索エンジンからのアクセス増)を目指して頑張っていきたいと思います。
まとめ
今回は、ブログを始めたばかりでGoogleアナリティクスの見方がわからないという方に向けて、ポイントを4つ紹介しました。
分析や仮説を考えることは頭を使い面倒に思うこともあるかもしれません。実際に筆者もそうでした(>o<)
筆者の1ヶ月目のブログ運営報告はぜひこちらからご覧下さい。
そんなときは、単純に書いている別の記事を読んでみましょう。それでも本当に伸びない!と思ったときにはこの記事に戻ってきて分析と仮説を実践してみて下さい!
このような筆者の分析と仮説を例に、是非あなたのブログサイトに置き換えて考えてみていただけると嬉しいです!
これ↑がこの記事の活用方法です!
ここまでご覧頂きありがとうございました。